2024年09月11日

かかりつけ薬剤師をご存じですか??

ブログの更新がかなり遅くなってしまいました💦
まだまだ残暑が厳しい日が続いていますね🥵早く秋らしくなって欲しいです🍂

さて、今回のブログ記事は・・・

『かかりつけ薬剤師』について


昨今サプリメントの摂取により深刻な体調変化が起きる問題が報告され、大きなニュースになりましたね。私たちの生活に身近なさサプリメントは、なんとなく「薬より効き目おだやか」というイメージがあります。今回の問題で、私の飲んでいるサプリは大丈夫??と不安になった方もいるかもしれません。



薬やサプリメントについて、他にもこんな心当たりはありませんか?
・自分が飲んでいるのが何の薬かわからない。
・ずっと出されている薬を、医師に無断で中止している。
・薬以外に飲んでいるサプリメントや健康食品のことを医師に伝えていない。
・薬のことを医師に相談したいけれど、診察の時に声をかけづらい。
などなど…

ちょっと心配になった皆さんに、『かかりつけ薬剤師』の制度をご紹介します🥰

『かかりつけ薬剤師』とは、薬による治療のことや健康や介護に関することに豊富な知識と経験をもち、患者さんや生活者のニーズに沿った相談に応じることができる薬剤師をいいます。

毎回同じ薬剤師が『かかりつけ薬剤師』として担当することにより、こんなメリットがあります。

1.いつも同じ薬剤師がお薬のことをまとめて把握
担当薬剤師が、他の医療機関や薬局で受け取ったお薬や市販薬、健康食品、サプリメントなどをまとめて把握して、重複したお薬が出てないか、お薬同士や食品との相互関係ができていないかなど、お薬の服用に関する注意点をアドバイスします。


2.体調変化の確認や薬の管理も万全に
薬局では、患者様の服用後の経過を継続してチェックしに行きます。必要に応じて医療機関への連絡も行います。また、余っているお薬が多数ある場合、薬局にお持ちいただければ、次回の処方調整を提案します。外出が難しい患者様にはご自宅でお薬の確認、調整を行うこともあります。


3.いつでも相談でき、夜間休日の対応も
患者様の服薬状況をよく理解した薬剤師として、お薬や健康維持に関するご相談などにお応えします。夜間休日など、ご利用の薬局が閉まっている時間帯でもお薬の相談ができます。




※『かかりつけ薬局』を決めて、使用するお薬をひとつの薬局でまとめて管理することにより、複数の医療機関から同じ薬はが処方されていたり、注意を要する飲み合わせに気付いてもらうことができます。

『かかりつけ薬剤師』をご希望の方は、『かかりつけ薬局』で相談してみて下さい。
必要な手続きを経て『かかりつけ薬剤師』がお薬をお渡しする場合、『かかりつけ薬剤師指導料』として60~100円(3割負担の場合)ほど追加でご負担いただくことになります。

薬を正しく服用していても、ちょっとした疑問や不安をすぐ相談できると心強いですね🥰
サプリメントや薬を上手に使って元気に過ごすために『かかりつけ薬剤師』の制度をどうぞご活用ください。



参考:日本薬剤師会HP 日本調剤HP